教科書を読みながら自習をする楽しさ

教科書から得られる知識は豊富

大学から指定された教科書は初心者でも分かりやすい内容のものが多く、自習だけでも十分に補うことができます。例えば、科目によっては様々な用語を覚えることがあるため、用語集ページが記載されている教科書を用いて素早く覚えることができます。また、問題集や例題などが盛り込まれた教科書もあり、考える力を養えたり関心を引くこともできるのです。教科書を読む時のポイントは、一度全てのページに目を通してみることです。パラパラとめくっている中で、気になったページだけをじっくり読むのも十分な学習になります。

また、何度も読み返すことも重要です。一度だけでは噛み砕けなかった内容も、何度も読むことで少しずつ理解できます。知識が着実についていくので、読み直すたびに楽しく感じられるのです。

教科書だけで自習するのが難しい場合の対処方法

もしも教科書の内容がいまいち理解できない場合は、他の本を読んでみるのがおすすめです。科目によっては、応用編の教科書だけを用いることも少なくありません。基礎知識がないままいきなり応用編を読んでも、理解に時間がかかるのは目に見えて分かることです。そのため、基礎編の本をあらかじめ読むことも重要になります。大学図書館を利用すれば無料で読むことができますし、必要であれば書店で購入しましょう。本だけでは物足りないという場合はスクーリングにも参加してみましょう。自習では気付くことができなかった部分を、教授がしっかりと噛み砕いて教えてくれます。

いずれにしても、教科書は必ず手元に置くようにしましょう。教科書ありきで学習を進めるのが基本なので、いざという時にすぐ読めるようにしておくことが大切です。

国語の教員免許を通信大学で目指すには、文学部で学びながら教職課程を履修して教育実習を行う必要があります。